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Simagicのフォーミュラタイプのステアリング「GT Neo」のご紹介

Simagic GT Neo
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筆者はSimagicのハンコンを普段使用しているのですが、気になるステアリングを見つけたので購入してみました。

今回ご紹介するのは、「GT Neo」というSimagicから発売されているフォーミュラタイプのステアリング。

本記事では、この「GT Neo」ステアリングについて、使用感などをレビューをしていきたいと思います。

気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

開封し、ハンコンをチェック

まずは箱から開封し、中身をチェックしていきましょう。

GT Neo開封後
  • GT Neoステアリング本体
  • ステッカー類
  • クイックガイド
  • ボタン用のシールや六角レンチ
  • UCBケーブル

内容物は以上となっています。

GT Neo本体については、ステアリングの直径は300mm。重さは、クイックリリースを除き1.1㎏あります。

GT Neo本体

多数のボタンが搭載された、軽量コンパクトなステアリングです。

低トルクなホイールベースであっても、軽量であるため十分なFFBを得られるかと思います。

同じSimagic製であるGT1ステアリングと比較しても、コンパクトで重さも軽いようですね。

GT1とGT Neoの比較

持ち手となる「ラバー素材のグリップ」は、手で握りやすい形状をしています。

GT Neoグリップ部分

GT Neoのボタン類について

GT Neoには、ボタンやロータリーエンコーダーなどが多数付いており、レースでの操作性を向上させてくれます。

GT Neo本体

下記のようなボタン類が付いています。

  • 10個のRGBライトボタン
  • 4つのロータリーエンコーダー
  • 2つのサムエンコーダー
  • 7-wayファンキースイッチ
  • RPMインジケーター
  • シフターパドル
  • クラッチパドル

ほとんどが指の届く範囲に付いているので操作性も良さそうですね。

ボタンは、バックライトにより点灯する仕様です。押したときにはカチッと音がして、沈み込みも少ないようです。

7-wayファンキースイッチについては、上下左右のほか、押し込みや、回すこともできます。

ステアリングの背面には、シフターパドルとデュアルクラッチが付いています。

GT Neo裏面

シフターパドルについては、付属の六角レンチを使って取り付け位置の調整が出来るようになっています。

クラッチパドルについては、シフターパドルと比べるとストロークが長く、スプリングが付いているため重く感じます。

ステアリングの取り付け

GT Neoをホイールベースに取り付けていきます。

筆者はSimagic Alphaを使っているので、ステアリングの取り付けは非常に簡単でした。

クイックリリースがすでに付いているので、ホイールベースにステアリングを押し付けるだけで取り付け完了です。

クイックリリース

ちなみに、クイックリリースも新しくなっているようで、形状が変わり、手で握りやすいよう改善されています。

前のクイックリリースと比べると、ホイールベースへのステアリングの取り付けや取り外しが非常にラクになっていますね。

GT Neoを接続すると、下記画像のようにステアリングが鮮やかに光ります。

GT Neo接続後

これはテンションが上がりますね。めっちゃカッコイイです。

Simagic Alphaを使用しているため、ボタン類は無線接続になり、配線が少なくスッキリしています。

取り付け箇所でのステアリングのガタもありませんし、かなり丈夫のようですね。

SimPro Managerを使用し設定などを変更可能

GT NeoはSimPro Managerを使用することで、設定を変更可能です。

各ボタンの色や明るさも変更ができます。

SimPro Manager設定画面1

ステアリング上部のRPMインジケーターも調整が可能です。

SimPro Manager設定画面2

使用してみた感想

ここからは、GT Neoを実際に使ってみた感想についてお伝えていきます。

実際に使ってみたのですが、素手でもグローブ着用時でも、しっかりグリップしてくれるので扱いやすかったですね。

今まで使っていたGT1ステアリングと比べると、FFBの感じ方が違い、よりダイレクトに力が伝わってくるように感じました。

ステアリング上部のインジケーターについては、レース中は下記画像のようにエンジン回転数が表示されます。

ステアリング上部のインジケーター

没入感も高まりますし、ボタンなどが多くて使い勝手も良いので、そういったところも気に入っています。

質感が良く非常に丈夫なため、おもちゃ感も感じないですね。

使用感についてですが、路面の変化や、タイヤのグリップ感、縁石に乗り上げたときなどの感触が手にしっかりと伝わってきます。

タイヤの滑り始めなどを繊細に察知でき、車の限界をより感じ取りやすくなった気がします。

ハンドル径も大きくないので、緊急のステアリング操作であっても、より素早くスムーズにできる点も良いですね。

『Assetto Corsa Competizione』や『iRacing』などで使ってみましたが、やはり、GTマシンが多数登場するゲームとは相性が抜群ですね。

Assetto Corsa Competizioneリプレイ画面
↑Assetto Corsa Competizione

疲れにくいですし、よりゲームの世界に入り込めるのでモチベーションアップにもつながっています。

GT Neoを使うデメリットですが、ラリーやドリフトでは使えないといったところでしょうか。

用途が限られているので「没入感や快適性をもっと高めたい」という願望がもしあるなら、GT Neoはお勧めかと思います。

まとめ

GT Neo使用中

今回は、Simagicのフォーミュラタイプのステアリング「GT Neo」について、ご紹介してまいりました。

操作性の向上などのメリットがあり、GTマシンの運転には最適なアイテムとなっています。

ほかのフォーミュラタイプのステアリングに比べ手ごろな価格となっているので、入門用としても良いでしょう。

ステアリング選びに迷っている方、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。皆さんの参考になれば嬉しいです。