ストリートレースが体験できるゲーム「CarX Street」のPC版 を遊んでみました。
この記事では、ゲームの内容や実際にプレイしてみた感想などを解説していきたいと思います。
内容が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
CarX Streetとは?特徴について
『CarX Street』はストリートレースやドリフト走行をオープンワールドで楽しめるレースゲーム。
先にスマホ版がリリースされており、今回プレイしたPC版は2024年8月29日にリリースされました。
内容はスマホ版とほぼ同じような感じですが、PC版ということでグラフィックなどはかなり進化しています。
また、日本語にも対応しており、ゲーム内の設定から言語を変更可能。
PCの推奨スペックは以下となっています。
そのほかオンライン要素もあるので他のプレイヤーやフレンドとも楽しめます。
高品質なグラフィックをPCで体感
スマホ版も少しだけプレイしたことがあるのですが、やはりPC版の方が断然グラフィックが綺麗ですね。
車や街の景色、光の反射なども凄くリアルです。
車種も豊富で、日本車を含む人気のあるマシンが多数登場します。
ただ、クルマメーカー公式のライセンスを取っていないみたいなので、メーカー名も無く、各マシンにエンブレムも付いていません。
自由に走れるオープンワールド
お気に入りの車をカスタムしてオープンワールドの世界を自由に走り回れるのが、このゲームの魅力。
雰囲気としては日本とアメリカを合わせたような感じです。景色も綺麗なので、ドライブするだけでも楽しいですよ。
それからワールド内には一般車(CPU)も普通に走っています。渋滞度合いも設定により変更が可能。フリードライブ中に限りますが「一般車無し」にもできます。
渋滞度MAXにすると一般車がたくさん走るようになり、これはこれで結構楽しいです。
マップに関しても高速道路のほか、峠なども多く収録されているので、ドリフト好きとしては嬉しい限りです。
そのほかにもワールド内にはガソリンスタンドや車を置いておくガレージも存在します。
アーケード寄りな操作性!ハンコンにも対応
車の挙動、操作性についてはアーケード寄りです。
パッドでプレイしてみたところ、完全なアーケード挙動とまではいきませんが、車の操作性は良いと感じました。ちなみに、カウンターステアは自動で当たるので、パッドでもドリフトしやすかったですね。
車自体は壊れないので、いくらぶつけても走りに支障はでません。見た目の破損表現も無くリアルさは失われますが、逆にストレスなく走れます。
ドリフト走行に関しては、難しすぎず簡単ずぎずといった感じで、一言でいうとめっちゃ楽しいです。
オープンワールドなので、一般車を避けながらドリフトするといった遊びも可能で、結構楽しめます。
ちなみに、CarX Street PC版はハンコンでもプレイが可能。
もちろんシフターやサイドブレーキも使えますし、各種接続デバイスについてはキャリブレーションも行えます。
ハンコンのほうが没入感が高いですし、パッドよりもさらに楽しめるので、ハンコンでのプレイもおすすめです。
多彩なチューニングやカスタマイズ
チューニングやカスタマイズ要素も豊富で、車を好みのスタイルに変更していくのも楽しいです。
車高を調整したり、タイヤ幅を変更したり、いろいろできます。
チューニングすることで挙動も変わってくるので、いろいろ弄ってみるのがおすすめですね。
ただ、直感的に扱いづらい画面操作になっていたりするので、アップデートに期待です。
マシンに取り付けるエアロパーツについても、カッコイイ派手なものが付けられます。
一か所だけエアロパーツを変更するといったことも可能。
内装については、ハンドルやサイドブレーキなどが変更可能です。
ホイールも下記画像のように沢山の種類があり、ホイールサイズやタイヤサイズも複数用意されています。
ただ、チューニングやカスタマイズするにはお金が結構かかります。配達やバトルを何度も行い稼ぐ必要があるので、そこは不満点でもありますね。
また、レベルを上げないと車が購入できなかったり、そのレベル自体も上がりにくかったりと、時間も少しかかります。
『CarX Street』自体、カスタマイズ性などは高いので、自分で少しずつ車を弄っていきたい方は十分楽しめるかと思います。
レースやドリフトで対決!配達仕事でお金稼ぎ
『CarX Street』のゲームモードには以下のようなものがあります。
- クラブに入会し対決
- パーツやマシンの配達
- タイムアタック
- ドリフトやスプリントレース
メインのゲームモードとして、クラブに入会しライバルと対決するなどがあります。
レースでバトルしたり、ドリフトスコアを競ったりして、相手に勝つと経験値やお金を貰えます。
バトル自体、数分で終わる物が大半のため、サクッと遊べます。
ボスに関しては少し手ごわかったですが、相手が一般車や壁にぶつかったりすることもあり、いろいろと楽しめました。
ちなみにバトル中も一般車は走っているので、対向車が来る左コーナーには注意が必要です。
同時に走るバトル以外にもドリフトの得点を競う物があるのですが、こちらの方が難しく感じましたね。
ドリフト時しっかり左右に振らないと得点が伸びなかったり、壁にぶつかるとボーナスポイントが得られなかったり、コツをつかむまで苦労しました。
その他にも「パーツやマシンを配達する」というものがあり、クリアしていくことでお金を稼ぐことが出来ます。
配達仕事については、何度か配達を行いレベルが上がると、高報酬の配達依頼を受けられるようになります。
高報酬の依頼になるほど、配達する場所が増えたり、スポーツカーが配達できるようになったりします。
ほかにも、タイムアタックやドリフトスコアを競うシンプルなものもあり、ゲームモードについては結構充実していますね。
そのほか気になる点や今後の期待
他のレースゲームと比べると、車を自由にカスタマイズするまでに時間がかかっているので、この辺がもう少し改善されると良いですね。
いろんな車に乗りたくてもレベル上げやお金が必要になるので、「ゲーム序盤からさまざまな車に乗ってみたい」という方には、このゲームは合わないかもしれません。
もう少し気軽に車の購入やチューニングが出来るようにしてほしいです。
視点カメラについては、もう少し細かい調整ができればよいかなと。現状は調整項目が少ないので、もっと増やしてほしいですね。
また本作ではガソリンが無くなると少しずつしか動かなくなるので、定期的にガソリンスタンドに立ち寄る必要があります。
あと、タイヤについても同じように管理が必要で、摩耗して0%になると下記画像のようにタイヤがバーストします。
リアルさを求めた仕様となっていますが、管理するのが正直めんどくさく感じることもありますね。
発売されてからはゲームに頻繁にアップデートが入っているみたいなので、今後に期待です。
まとめ
総評としては、ゲームの内容やボリュームに対して金額的には安いと感じました。
オープンワールドでこれだけ楽しめるのは、レースゲームとしては出来が良いと思います。
お気に入りの車をカスタマイズしたり、自由にドライブやドリフト走行を楽しんだり、そういったことが好きな方には特におすすめできるゲームです。
ちなみに、複数の車が最初から使えるデラックスエディションというのがあるのですが、金額があまり変わらないのでそちらの購入がおすすめです。
気になった方はぜひPC版『CarX Street』をプレイしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。