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【ファイナルファンタジー7リバース】PS5版をレビュー

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ファイナルファンタジー7リバースをついにクリアしました!

クリアにかかった時間はなんと76時間……。かなりのボリュームでした。

というわけで今回はFF7リバースについて、プレイしてみた感想などを書いていきたいと思います。

ネタバレなしでお伝えしていきますので、ぜひ読んでみてくださいね。

FF7リメイクの続編

ファイナルファンタジー7リバース①

今回ご紹介する「FF7リバース」は「FF7リメイク」の続編となっており、ミッドガル脱出後の物語が描かれています。

物語を進める中で新たなキャラクターたちも登場し、さらに多くの戦略を試せるようになりました。

ファイナルファンタジー7リバース②

仲間が増えたことで、前作よりも冒険が賑やかになっており、ギャグ要素も割と多いので、道中のやりとりなども見ていて面白いです。

ちなみに私は、原作のFF7は未プレイで、FF7リメイクのほうはプレイ済みといった感じです。結果としては本作リバースも普通に楽しめました。

ファイナルファンタジー7リバース③

ちなみに前作をプレイしていないと理解できない内容もあったりするので、まだ未プレイの方は先にFF7リメイクをプレイするのがおすすめです。

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戦闘システムについて

FF7リバースでは「通常攻撃やATBゲージを消費するアビリティや魔法で戦う」という前作FF7リメイクの戦闘システムが受け継がれています。

ファイナルファンタジー7リバース④

アクション要素が非常に強いので、スピード感や爽快感があって楽しいです。

さらに本作では「連携アクション」や「連携アビリティ」などの新要素が追加

パーティーメンバーについても、選択できるキャラクターが増えた分、パーティー編成や戦術など、戦闘の自由度も格段に増しています。

ファイナルファンタジー7リバース⑤

本作で追加された「連携アクション」や「連携アビリティ」は特定のキャラクター同士で使える技で、ATBゲージを消費せず使用できたり、強力なダメージを与えられるといった特徴があります。

基本的な戦闘の流れとしては、まずは「みやぶる」で敵の弱点などを把握、通常攻撃をしつつ弱点属性のアビリティや魔法で攻撃していくといった感じ。

ショートカットに技を登録して使用できたりするので、操作性も良くて遊びやすかったですね。

能力アップやマテリアなどの装備変更については、RPGらしい戦略性が高いシステムが採用されています。

ファイナルファンタジー7リバース⑥

召喚マテリアを装備することで、召喚獣も使えるようになります。

ファイナルファンタジー7リバース⑦

リミットゲージを溜めて使う「リミットブレイク」は、強力なダメージと派手な演出で爽快感抜群でした。

ファイナルファンタジー7リバース⑧

ゲーム開始時に選択する難易度についてですが、いつでも変更が可能なので適当に選んでも問題ないです。難易度によって敵の強さなどが変わってくるので、早く全クリしたかったら「EASY」、戦闘を楽しみたい方は「NORMAL」や「ADVANCED」といった感じです。また、ストーリークリア後には難易度「HARD」の開放もあります。

フィールド設計について

ファイナルファンタジー7リバース⑨

FF7リバースのフィールドですが、かなり広大です。完全なオープンワールドではないので、どこでも行けるというわけではないのですが、前作と比べると自由度はかなり高くなりました。

草原や鉱山、森や村などロケーションも多彩で、エリアが変わるごとに雰囲気もガラッと変わります。

NPCたちの会話についても、その土地ごとの文化や問題を感じさせるものが多く、人々の生活感が上手く表現されていました。

ファイナルファンタジー7リバース⑩

広いフィールド内での移動については主にチョコボを利用します。走る速度も速く、乗りたいときにすぐ呼び出すことが可能です。ただ、「急に止まれない」という操作性がいまいちな部分だけちょっと気になりました。

ファイナルファンタジー7リバース⑪

フィールド探索についてですが、周辺の探索スポットまで案内をしてくれるようなアシスト要素もあったりします。この点は親切設計で、遊びやすくしているなと感じました。

ファストトラベルも可能で、移動できる場所も多く設定されているため、サブクエストを進めたりするのもかなりラクでしたね。

フィールドを移動中、キャラ同士で喋ったりしているのですが、そういった何気ない会話も面白くて楽しめます。目的地に向かう途中でも、退屈しない工夫がされていると感じました。

プレイしていて気になった点としては、場所によっては地形が複雑で、マップを見てもルートが分かりにくかったり、登れそうなのに登れなかったりするところ。

目的地になかなかたどり着かず、時間がかかってしまうことがあったので、もう少しわかりやすいマップでも良かったのではと思います。

種類が多すぎるミニゲーム

FF7リバースですが、驚くほど多彩なミニゲームが収録されています。

私のお気に入りのミニゲームは、「クイーンズ・ブラッド」というカードゲーム。本作で一番メインのミニゲームとなるのですが、これが一番面白かったですね。

ファイナルファンタジー7リバース⑫

カードを置いて陣地を広げていき、レーンごとのパワーを競い合うのですが、パワーを上げるなどの特殊な効果を持つカードが存在したり、デッキ編成も自由に行えたりと、意外と奥が深いです。

最初こそルールが複雑に感じましたが、チュートリアルもありますし、遊んでいるうちに次第に戦略などを理解していき、徐々に面白さが分かっていったような感じです。

しかし、たくさんのミニゲームは本作の魅力でもあると思うのですが、「少し多すぎるのでは…」とも感じました。

ファイナルファンタジー7リバース⑬

新しいミニゲームに挑戦する際は、ルールや操作方法を覚えないといけないし、時には戦略的な思考も求められます。

得意なジャンルならすんなりとクリアできたのですが、苦手分野では苦戦することもあったり……。

一部のミニゲームについてはストーリー進行上クリアが必須な場合があり、少しストレスに感じられることもありました。

グラフィックについて

グラフィックのクオリティについては圧巻の一言ですね。

フィールドや街の景色、キャラクターの表情や動きなど、細部まで描かれており感動しました。

ファイナルファンタジー7リバース⑭

エリアごとの風景も美しく、住人たちの生活感あふれる雰囲気などもリアルに再現。精細なテクスチャや光の表現など、まるで映画を観ているかのようでした。

ファイナルファンタジー7リバース⑮

フォトモードという機能があり、キャラクターや風景の写真を撮ったりできるので、訪れた場所で記念写真を撮ったり、旅の思い出を作りつつ冒険を楽しめました。

私はPS5 Proでプレイしていたのですが、高画質で高フレームレートというPro専用の「エンハンスドモード」が使えるため、モード設定に悩まなくて済むのも良かったですね。ゲームの起動やファストトラベル時のロード時間も「もう読み込み終わり?」ってくらい早くて快適でした。

ファイナルファンタジー7リバース⑯

ただ、グラフィックについて少し気になったのが、ゲームプレイ中のライティングが変になるところがチラホラと……。ムービーシーンは全然違和感ないので良いのですが、改善されるのを期待します。

BGMなどの音楽について

フィールドや街で流れるBGMは、それぞれの土地の雰囲気を表現したBGMが使用されています。

ファイナルファンタジー7リバース⑰

戦闘用のBGMも複数あり、オーケストラアレンジなどによってめちゃくちゃカッコいい雰囲気になっています。

前作のFF7リメイクで聞いたことがある曲もたくさん出てくるので、懐かしいと感じるときもありました。

一度聴いただけで心に残る印象的なメロディが数多く用意されており、すごく良かったですね。

やりこみ要素について

メインストーリーだけでも十分なボリュームがあるのですが、やりこみ要素も多く用意されています。

バリエーションも豊富で、戦闘、探索、育成などいろいろあります。

サブクエストについては、その地域の背景やキャラクターを掘り下げる役割を果たしており、単なるお使いではないストーリー性のある内容が多かったですね。

ファイナルファンタジー7リバース⑱

私の場合、サブクエストもある程度やりながらプレイした結果、クリアまでに76時間を要しました。もちろん、メインストーリーだけを追えば、これよりも短時間でクリアすることも可能です。

やりこみ要素のボリュームは実に膨大なため、すべてこなそうとすると100時間を超えるぐらい相当な時間が必要になると思われます。

感想、次作への期待

ファイナルファンタジー7リバース⑲

「FF7リバース」を遊んでみた感想ですが、内容としても前作「FF7リメイク」の良さを受け継ぎながら、さらに進化させた感じで、ボリューム感も素晴らしく、とても楽しめました。

戦闘も爽快感がありましたし、登場キャラクターも魅力的なキャラクターばかりで、すごく面白かったです。

原作を知っているファンも、初めて触れる人も、どちらも楽しめるように作られているところも良かったですね。

正直、このリバースは私の期待をはるかに超えてきたので、次作は本作を超えるようなグラフィックの向上など、さらに良い作品になっていることを期待します。

まとめ

ファイナルファンタジー7リバース⑳

今回はFF7リバースについて、感想などを書かせていただきました。

壮大な物語、美しいグラフィック、心に響く音楽、そして自由度の高いゲームプレイ、どの要素からも制作者の情熱と愛情が伝わってきました。

もちろん、ゲームをプレイしたうえで気になった部分も多々あります。広いフィールドの移動が時々大変だったり、ミニゲームの多さに戸惑ったりしたことなどなど。

しかし、それ以上に得られる感動のほうが多く、FF7リバースは私にとって特別な作品になりました。ですので、ぜひ皆さんにも遊んでみてほしいです。

体験版もあったりするので、記事を読んで気になった方は一度体験版からプレイしてみるのもおすすめです。

ぜひ『ファイナルファンタジー7リバース』を遊んでみてくださいね!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。