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ゲーミングPCにSSDを増設!ロード時間を検証してみた

SSD増設
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「ゲームのロード時間が長い……」

そんなストレスを解消するため、普段使っているゲーミングPCにSSDを増設してみました。

効果があるのか、実際にHDDとSSDのロード時間を計測してみたので、その検証結果をお伝えしていきたいと思います。

今回増設したSSDについて

今回私が選んだSSDは『WD_Black SN850X NVMe SSD(4TB)』のヒートシンク付きモデル。

『WD_Black SN850X NVMe SSD(4TB)』のヒートシンク付きモデル

最大7,200MB/秒の高速読み出しにより、ゲームが快適になるのはもちろん、ヒートシンク付きのため熱対策も万全。

さらにPS5での動作が確認されているため、ゲーミングPCユーザーだけでなく、PS5ユーザーにもおすすめできる万能なSSDとなっています。

HDDとSSDでゲームのロード時間を比較してみた

SSDの取り付けや設定の手順については他のネット記事などで多く紹介されているため今回は省略。

HDDとSSDでのロード時間の比較結果だけを本記事ではお届けしていきたいと思います。

比較方法についてですが、HDDとSSDともにゲームプレイ中に発生するロード時間を2回ずつ計測し、その差を検証しています。

今回検証したゲームタイトルは以下の6つ。

  • CarX Street
  • EA SPORTS WRC
  • アメリカントラックシミュレーター
  • アセットコルサ
  • ファイナルファンタジー16
  • アセットコルサ EVO

実際に計測してみると以下のような結果となりました。

CarX Street

オープンワールドのレースゲーム『CarX Street』では、離れた場所までのファストトラベルのロード時間を計測してみました。

  HDD SSD
1回目 9.42秒 5.41秒
2回目 7.01秒 5.16秒

若干ではありますが、HDDからSSDにすることで約2秒ロード時間の短縮が見られました。

EA SPORTS WRC

ラリーゲーム『EA SPORTS WRC』では、コースを読み込むまでのロード時間を計測。

  HDD SSD
1回目 28.43秒 10.03秒
2回目 29.02秒 11.46秒

HDDでのロード時間は20秒台後半でしたが、SSDだと10秒台前半まで改善されました。

アメリカントラックシミュレーター

アメリカを舞台にしたトラックシミュレーター『アメリカントラックシミュレーター』では、離れた場所へのファストトラベル時のロード時間を計測しました。

  HDD SSD
1回目
17.20秒
4.43秒
2回目
18.37秒
4.75秒

 HDDでは10秒台後半でしたが、SSDでは5秒以内までロード時間が短縮されました。

アセットコルサ

レースゲーム『アセットコルサ』では、コンテンツマネージャーを使用してセッションを開始してからコースをロードするまでの時間を計測しました。

  HDD SSD
1回目
25.02秒
12.53秒
2回目
20.68秒
14.25秒

HDDでは20秒台前半、SSDでは10秒台前半までロード時間が短縮。

ファイナルファンタジー16

ロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジー16』では、ゲーム内でのファストトラベルのロード時間を計測しました。

  HDD SSD
1回目
50.77秒
6.52秒
2回目
48.83秒
5.95秒

HDDでは50秒近くとかなり時間がかかっていたのですが、SSDだと5秒近くまで短縮することができました。

アセットコルサ EVO

『アセットコルサ EVO』ではセッションを始めてからコースをロードするまでの時間を計測しました。

  HDD SSD
1回目
38.81秒
5.94秒
2回目
32.97秒
5.44秒

30秒ほどかかっていたロード時間が5秒ほどまで短縮されました。

まとめ:ロード待ち時間は減少、SSD増設して正解

SSDを増設して、これまでゲーム中に感じていたロード待ちのイライラが大幅に軽減されました。

正直、もっと早くSSDを増設するべきでした……。

待たされていた時間を考えると、ちょっともったいなかったかもしれませんね。

私と同じようにHDDでのロード待ちに悩んでいる方は、SSD導入を検討してみてはいかかでしょうか。

本記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。