「VR酔いが酷くてゲームを全然楽しめない」
「VR酔いをなんとか克服したい」
VRヘッドセットを買われた方の中には、このような”VR酔い”について悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな「VR酔い」についての対策を6つご紹介いたします。是非最後までご覧ください。
VR酔いとは?
VR酔いとは、VRヘッドセットを使用した時に起こる”頭痛や吐き気といった乗り物酔いに似た症状”のことをいいます。人によっては「全く酔わない」という方もいらっしゃるので、VR酔いついては個人差があります。
VR酔いの対策
VR酔いの対策については、主に以下のようなものがあります。
- 1.ヘッドセットの装着状況を改善する
- 2.VR酔いが起きにくいゲームをプレイする
- 3.ゲームの設定を見直す
- 4.VR酔い対策アプリを使用する
- 5.VRをプレイする前に体調を整えておく
- 6.慣れるまでは少しずつプレイする
1.ヘッドセットの装着状況を改善する
まずはヘッドセットの装着状況を改善してみましょう。
瞳孔間距離の設定を見直す
ヘッドセットの装着時には瞳孔間距離の設定をしっかり合わせておくことが重要です。
瞳孔間距離とは、左右の目の中にある黒い部分(瞳孔)の間の距離のことであり、瞳孔間距離は人それぞれ違います。
この瞳孔間距離の設定が合っていないと、映像がぼけて見えたりして酔いの原因となってしまいます。
映像のピントがしっかり合うようにヘッドセットを調整し、瞳孔間距離の設定をしておきましょう。
動かないようにヘッドセットを頭にしっかり固定する
ヘッドセット装着時は、グラつかないようにしっかり固定しましょう。
ゴムバンドやヘッドストラップの締め付けが緩かったりすると、ゲームプレイ中に映像が揺れてしまい酔いの原因となりますので注意してください。
ちなみに、筆者はMeta Quest 2を愛用しているのですが、下記のヘッドストラップを使用しています。装着性も良くズレにくいのでオススメです。
ヘッドセットのグラつきは酔いの原因となりますので、頭にしっかりと固定して映像が揺れないようにしておきましょう。
2.VR酔いが起きにくいゲームをプレイする
VRゲームも沢山の種類があり、画面の移動や揺れなどが激しくVR酔いしやすいゲームも結構あります。
まずはVR酔いが起きにくい「画面の動きがあまりないゲーム」を選んで遊んでみるのが良いでしょう。
例えば『Beat Saber』というリズムゲームは、画面の移動や揺れがほとんど無くVR酔いになりにくいのでオススメです。
『Beat Saber』公式サイト→https://beatsaber.com/
逆に、乗り物系のゲームや、FPSなどの自分が移動するゲームについては、非常に酔いやすい特徴がありますので注意が必要です。
すぐ酔ってしまうようなゲームの場合は無理にプレイせず、VRに慣れるまでは酔いにくいゲームを選んで遊んでみてください。
3.ゲームの設定を見直す
遊びたいゲームがどうしても酔ってしまうようなら、ゲームの設定を見直してみてください。
VRに対応するゲームの場合、VRプレイ用に酔いづらい設定にできることがあります。
初期設定のまま遊んでいる方がいましたら、一度設定を見直してみることをお勧めします。
各ゲームの設定画面を開き、なるべく映像が揺れないような設定を目指し、酔いにくくなるよう調整しましょう。
4.VR酔い対策アプリを使用する
VR酔い対策アプリも効果がありますので、使用してみるのも良いと思います。
SteamVRをお使いの方でしたら、『OVR Locomotion Effect』というアプリがありますので、ぜひ使ってみてください。
このアプリは、VR空間内での視界を狭めたりできるので、VR酔いを軽減することができます。
背景を変えたり、見える範囲の大きさを変えたり、使いやすいよう自分好みに設定を変えれるのでオススメです。
この『OVR Locomotion Effect』には無料で使えるデモ版がありますので、まずは無料版をダウンロードし、ゲームで使えるかどうかを先に試してみるのがお勧めです。
5.VRをプレイする前に体調を整えておく
体調不良や睡眠不足といった状態はVR酔いになりやすいため、ゲームをVRでプレイするのは控えた方が良いです。
あと、疲労が溜まっているときもVR酔いになりやすいので、しっかり休んでからゲームをプレイしましょう。
6.慣れるまでは少しずつプレイする
VR酔いについてですが、筆者の場合は数週間ぐらい遊んだぐらいから、酔うことがだいぶ減っていきました。
なので、VR酔いに悩んでいる方も、慣れるまでは無理せず少しずつプレイしていってください。
VRゲームについては、何回か遊んでいるうちに、酔いづらくなり楽しく遊べるようになるはずです。それまでは休憩をしっかり取りながら、自分のペースでゲームをプレイしていきましょう。
もしVR酔いになってしまったら
VR酔いの対策をしていたとしても、どうしても酔ってしまうことがあると思います。
そこで「VR酔いになってしまった場合」について、ここで解説していきます。
まずは、VRでプレイするのをやめてヘッドセットを外しましょう。
横になって休んだり、しっかりと休憩を取ってください。
遠くの方や景色を見たり、涼しい風を浴びるなどして、酔いが醒めるまではゆっくりしていましょう。
酔いを悪化させる恐れがありますので、乗り物の運転や使用はなるべく控えてください。
まとめ
VR酔いについての対策を6つご紹介させていただきました。
以下は今回の記事のまとめとなります。
まず「VR酔い」とは、VR体験時に起こる乗り物酔いに似た症状のことを指します。
全く酔わない人もいたりして、VR酔いの症状などについては個人差があります。
「VR酔い」についての対策は以下の6つ。
- 1.ヘッドセットの装着状況を改善する
- 2.VR酔いが起きにくいゲームをプレイする
- 3.ゲームの設定を見直す
- 4.VR酔い対策アプリを使用する
- 5.VRをプレイする前に体調を整えておく
- 6.慣れるまでは少しずつプレイする
1.ヘッドセットの装着状況を改善する
瞳孔間距離の設定をしっかり行い、ピントが合うようにしておきましょう。
ヘッドセットを頭に固定するときは、グラつかないようにしっかり固定してください。
2.VR酔いが起きにくいゲームをプレイする
まずは画面の動きが少ないゲームを遊んでみましょう。
自分が移動するゲームや乗り物系のゲームはVR酔いしやすいので、注意して下さい。
3.ゲームの設定を見直す
VRをプレイする前に、各ゲームの設定を見直してみてください。
画面の揺れを抑えるような設定にすると、VR酔いも低減できるはずです。
4.VR酔い対策アプリを使用する
SteamVRをお使いの方であれば『OVR Locomotion Effect』というアプリを試してみるのもオススメです。このアプリは無料で使える体験版もあるようなので、ぜひ使ってみてください。
5.VRをプレイする前に体調を整えておく
体調不良や睡眠不足の場合はVRでのプレイを控えるようにしてください。
疲労が溜まっている場合もVR酔いになりやすいので注意が必要です。
6.慣れるまでは少しずつプレイする
VR酔いについては、慣れてくるとだいぶ軽減されてきます。
VRのプレイに慣れるまでは、無理せず少しずつプレイしたり、休憩を取りながら自分のペースで進めるようにしましょう。
もしVR酔いになってしまった場合は、ヘッドセットを外し、横になったりして休憩を取るようにしてください。遠くの景色を見たり、涼しい風を浴びるなどするのも良いでしょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
読者のみなさんのお役に立てれば嬉しいです。