みなさんは、部屋が自然と片付く「1イン2アウト」という方法をご存知でしょうか。
「1イン2アウト」とは?
まずはじめに、「1イン2アウト」について。
「1イン2アウト」とはミニマリズムな生活を目指すうえで役立つ、重要な片付け術になります。
簡単に説明いたしますと、「1個モノを手に入れたら、2個モノを手放す」というだけです。
たとえば、服を一着買ったとします。
そのあと、家にあるモノを何でもいいので2個手放します。
このときに手放すモノというのは、とても悩むかもしれませんが、本当に何でもいいのです。
それがボールペンでもいいし、タオルだとしてもOKです。
このようにして、家にあるモノをちょっとずつ減らしていく方法が、「1イン2アウト」になります。
この方法を実行すると、自然と部屋が片付いていくという、実は誰にでもできる片付け術なのです。
片付けが苦手な人におすすめ
個人的にはこの「1イン2アウト」というやり方は、片付けが苦手な人にぜひやってみてほしい方法かなと思います。
なぜならば、「1イン2アウト」自体、ルールがものすごく簡単だからです。
「1個モノを手に入れたら、2個モノを手放す」
このルールを守っていればいいだけなので、自然と部屋を片付けることが出来ます。
「1イン2アウト」を実践するとどうなるか
私の体験談から、「1イン2アウト」を実践するとどうなるかについて、解説していきます。
「衝動買い」をすることが減る
「1イン2アウト」を実践すると、衝動買いをすることが減ります。
なぜ衝動買いが減るのかというと、とある商品のモノが欲しくなって買いたいなと思ったときに、その1個のモノを買ってしまうと、今部屋にあるモノを2個手放さなければならないと考えるため、モノを買うのに慎重になります。
何かを買おうとしたとき、上記のような考えをするようになるので、結果として衝動買いをすることが減っていくのです。
部屋にあるモノが減っていく
当たり前なのですが、部屋にあるモノが自然と減っていきます。
1個モノが増えたら、2個モノが減っていくので、「1イン2アウト」のルールを継続する限り、部屋のモノが増えることは絶対にありません。
部屋のモノが減っていくと、部屋の片付けや掃除もその分だけ楽になります。
このような結果が得られるので、「1イン2アウト」は部屋の掃除や片付けがめんどくさいと思っている方には特におすすめというわけです。
どういうときに「1イン2アウト」を実践するか
「1イン2アウト」を実践するときというのは、「生活するうえで絶対に必要ではないけど欲しいモノ」を買うときなどが効果的です。
逆に、食料品や日用品など定期的に購入しているモノに関しては、この「1イン2アウト」を実践するべきではありません。
買う数量も多く、「1個モノを手に入れたら、2個モノを手放す」というルールを守りにくいからです。
買い物をするとき時に、「今から買おうとしているモノは必ず生活に必要か」ということを判断基準に考え、「1イン2アウト」を実践すると良いでしょう。
モノの手放し方について
モノを手放すとき、どういう方法で手放したらいいのかについて、ここではお話しします。
モノの手放し方については、主に以下のような方法があり、迷う方もいるかと思います。
1.捨てる
2.売る
3.誰かにあげる
それぞれの、モノの手放し方には特徴があるので、解説していきます。
1.捨てる
この捨てるというやり方については、すぐにモノを手放せるというメリットがあります。
ただし、お金にならなかったり、誰にも喜ばれない、モノが勿体ないというデメリットも存在します。
2.売る
モノを売ることによって、お金にすることが出来ます。
売る方法によっては、なかなかモノが売れなかったりすることや、高くモノが売れなかったりする場合もあるでしょう。
捨てることに比べると、モノを手放すまでにかかる時間が多くなりがちなのがデメリットと言えるでしょう。
3.誰かにあげる
誰かにあげることによって、あげた相手が喜んでもらえるならこの方法でいいと思います。
ただし、無理やり人にモノをあげたりしたら迷惑になるので、相手が本当にそれを欲しがっているか、しっかり聞いておきましょう。
「1イン2アウト」をいつまで続けたらいいのか
「1イン2アウト」を永遠と続けると、部屋にあるモノがゼロになってしまいます。
なので、ある程度部屋のモノが減ってきたら、「1イン2アウト」はやめていいと思います。
以下のような基準を設定しておくとよいと思います。
「これ以上部屋のモノが減ると、生活が不便になってしまうかも」と感じたら、「1イン2アウト」を続けるのはやめる。
「1イン2アウト」のルールを無理に続ける必要性はないことを理解したうえで、いつまで続けるかを考えましょう。
生活をよくするために「1イン2アウト」を実践するのですから、生活が不便になってしまっては意味がないのです。ですので、いつまで「1イン2アウト」を続けるかについては、生活のしやすさを参考に、自分なりに判断していただければと思います。
まとめ
今回は「1イン2アウト」という片付け術について解説させていただきました。
実際に「1イン2アウト」をやってみると、部屋のモノがみるみる減っていき、モノを減らして快適に過ごすという体験をすることが出来ると思います。
「1イン2アウト」を続けるコツとしては、ゲーム感覚で軽い気持ちでやってみることです。
どうしてもモノを手放せない方もいらっしゃると思いますが、そういう方は無理にモノを手放さなくても大丈夫です。
なぜなら、モノを手放すにはデメリットも存在するからです。
モノを手放すことには、メリットとデメリットの両方が存在することは明らかですし、どういう環境が快適かと感じるかは人によっても違うと思います。
「今の暮らしに本当に必要なモノか」、「これを買うことによって、自分は幸せになれるのか」など、モノを買うときにこういった事を考えるクセが付いていれば、衝動買いも減らせるはずです。
「1イン2アウト」を実践することで、今回ご紹介した内容のことを実際に体験できるかと思いますので、ぜひやってみたいと思った方には挑戦してみてほしいです。
今回の記事を最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
皆様の参考になれば幸いです。