ゲーム

レースゲームの没入感をさらに高める!Fanatec製ペダル「ClubSport Pedals V3 inverted」のご紹介

Fanatec ClubSport Pedals V3 inverted
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ハンコン(ハンドルコントローラー)を使ってレースゲームを楽しむには、アクセルやブレーキ操作のためのペダルも必要となります。

レースゲーム用のペダルといっても色々ありますが、今回は、筆者が使っているFanatec製の「ClubSport Pedals V3 inverted」を、みなさんにご紹介したいと思います。

特長や使用感など解説しておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。

吊り下げ式ペダルで実車のような操作感

吊り下げ式のペダル

ClubSport Pedals V3 invertedはクラッチペダルも付いている3ペダル仕様です。

3つのペダルのうちブレーキペダルとクラッチペダルについては吊り下げ式のため、実車に近い操作感が得られます。

なお、クラッチペダルについては、踏んでいる途中で段階的に踏み心地が変わる仕様となっており、より実車に近い操作感が味わえます。

ただ、アクセルペダルのみオルガン式となっおり、どうせなら全部吊り下げ式にしてほしかったところではありますが……。

ペダルの硬さについてですが、スプリングを変えたり、ダンパーを調整したり、ユーザーの好みに合わせて様々な調整が可能となっています。

ちなみに、ClubSport Pedals V3 invertedを使用する際は、ハンコンスタンドやコックピットを導入し、ボルト止めでしっかり固定することをお勧めします。固定せずに使用した場合、強くペダルを踏んだときにペダルユニット本体が動いてしまう可能性があります。どうしても床に置いて使いたい場合は、壁際に設置するなどの工夫をしたほうが良いでしょう。

あと、ClubSport Pedals V3 invertedの接続方法についてですが、PCなどにUSBで接続することで使用が可能です。後述しますが、PCに接続することで専用ソフト「Fanatec Control Panel」も使用できるようになります。

ロードセルセンサーのブレーキペダルのため、ブレーキ操作がしやすい

ブレーキペダル

各ペダルのセンサーについては、アクセルペダルとクラッチペダルは耐久性の高い非接触の磁気センサーを使用しており、ブレーキペダルのみロードセルのセンサーが使われています。

ロードセルのブレーキペダルのメリットは”シビアな操作が必要な場面でもブレーキ操作がしやすい”ということ。そのメリットを活かし、レースでのタイムアップも期待ができます。

EA WRC リプレイ画像

ブレーキペダルには調整可能なダンパーも付いているので、実車のようなリアルなフィーリングに近づけてドライビングを楽しむことも可能です。

交換可能なペダルプレートが付属しており調整機能も豊富

ペダルプレート

各ペダルについては、D形のペダルプレートに変更することが可能です。

そのほか、ペダルプレートの角度から、ブレーキペダルやアクセルペダルの硬さなど、調整機能も豊富です。

一般車が好きな方から、レーシングカーが好きな方まで、好みに合わせた変更ができるところも、ClubSport Pedals V3 invertedの特徴と言えるでしょう。

ただ、調整機能は豊富なのですが、場所によっては簡単に行えないのが、ちょっと残念なところです。わざわざ工具を準備しないといけなかったりする所もあり、めんどくさいと感じることも……。もう少し簡単にできるようにしてほしかったなと思います。

ちなみに、アクセルペダルについてはダンパーキットというのがオプション品であり(筆者も使用しています)、そちらを追加することでペダルのフィーリングを改善することが可能です。ダンパーを追加することでアクセルペダルの踏み心地も変わりますし、調整範囲も広がり、好みのフィーリングに合わせやすくなります。

↑オプション品のなかでも、よりリアルさが増すダンパーキット(画像左側)の追加は特にお勧めです

耐久性が高いアルミニウム製

ペダルベース部分

足で操作を行うペダルは剛性や耐久性が非常に大切なのですが、ClubSport Pedals V3 invertedはアルミニウム製で丈夫な作りとなっており、剛性や耐久性といった面でも非常に優秀です。

ちなみに、筆者は一年くらいClubSport Pedals V3 invertedを使用していますが、不具合も今のところはありません。

質感についても”おもちゃ感がなく”実車に近いですし、重厚感がある見た目もカッコイイです。

フレームについては、とても丈夫なつくりでガタつきがなく、正確性を要求される場面でも安心して操作できます。

不満があるとすれば、ハンコンスタンドにペダル本体を固定する際、かなり設置しづらい点です。狭いスペースでボルトを取り付けたり工具を使用しなければならない場面も多々あり、もう少し設置しやすくしてほしかったなと正直思います。

バイブレーションによるフィードバックも得られる

バイブレーション機能部

ClubSport Pedals V3 invertedにはアクセルペダルとブレーキペダルに振動機能が付いており、適用するゲームだけに限りますが、タイヤがスピンした瞬間などでペダルからのフィードバックを得られます。

強くブレーキを踏みすぎてタイヤがロックした時など、振動でドライバーに教えてくれるので、ドライビング時のアシスト的な役割も担っています。

EA WRC リプレイ画像

バイブレーション機能により、臨場感やリアリティーもさらに向上するため、レースゲームをプレイするのがより楽しくなる要素でもあります。

キャリブレーションなどはFanatec Control Panelを使用

ClubSport Pedals V3 invertedのキャリブレーションを行うには、専用ソフト「Fanatec Control Panel」を使用します。

「Fanatec Control Panel」ではキャリブレーションのほか、アクセルペダルとブレーキペダルのバイブレーションテストなども実行できます。

まとめ

今回は、レースゲームの没入感をさらに高めてくれるアイテム、Fanatec製ペダル「ClubSport Pedals V3 inverted」のご紹介をいたしました。

主な特長は……

  • 吊り下げ式ペダルで実車のような操作感
  • ロードセルセンサーのブレーキペダルのため、ブレーキ操作がしやすい
  • 交換可能なペダルプレートが付属しており調整機能も豊富
  • 耐久性が高いアルミニウム製
  • バイブレーションによるフィードバックも得られる

Fanatec製のため、多くのレースゲームに対応しています。

設置や調整がしにくい部分もありますが、リアルさや操作性の良さなど、完成度は非常に高いと思いますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

Fanatec公式サイトはこちらから

今回ご紹介した「ClubSport Pedals V3 inverted」は、ペダルの質感や硬さの関係で素足ではプレイしにくい部分もあります。ゲームで使用する際は下記のようなシューズでのプレイをお勧めします。

STRASSE ドライビングシューズ
軽量で蒸れにくい!ハンコンプレイに最適な「STRASSE ドライビングシューズ」のご紹介 レースゲームをハンコン(ハンドルコントローラー)でプレイするときに気になるのが足元。素足でプレイしている方もいれば、靴を履いてプレイし...

最後までご覧いただきありがとうございました。みなさまの参考になれば嬉しいです。