「VRで世界遺産や秘境を旅してみたい」と思ったことはありませんか?

今回ご紹介する『National Geographic Explore VR』は、マチュピチュと南極を仮想空間で探検できるVRゲーム。

Meta Quest 2やMeta Quest 3/3Sでプレイ可能となっており、価格は990円。

Meta Quest 3で実際に体験してみたので、良かった点・気になった点なども含めてレビューしていきます。

起動してから旅に出るまでの流れ

Meta Quest 3のホーム画面から、『National Geographic Explore VR』を選択して起動。

はじめに、テレポート移動やトリガーを使った操作方法、写真の撮り方などのチュートリアルが始まります。

【National Geographic Explore VR】①

移動方法は「通常の移動」以外に「テレポート移動」も選べるので、VR酔いが不安な人でも安心。

ちなみに本作は日本語に対応しており、ゲーム内のテキストやボイスは日本語でプレイが可能となっています。

【National Geographic Explore VR】②

チュートリアルを終え、いざ旅へ出発。

マチュピチュか南極、行きたい場所を選択して旅が始まります。

マチュピチュを観光

まずはマチュピチュから入りました。

メインは写真撮影。指定された場所でシャッターを切る流れが多く、観光ツアーの記念撮影みたいな感じです。

ガイドに案内されながら進む流れで、名所を順番に見て回りました。

【National Geographic Explore VR】③

写真撮影については、自分の立ち位置を少しずらすだけで同じ景色でも違う写真が撮れたりして、地味にハマります。

撮った写真は拠点のギャラリーに飾れるので、戻ってきて自分の写真が並んでいるのを見ると、「ちゃんと旅してきたんだな」という実感も湧いてきます。

【National Geographic Explore VR】④

石畳の質感も印象に残りました。目の前の石の凹凸がそれっぽくて、結構リアル。

個人的に良かったのは、当時の再現に触れられる「デジタル復元」の場面ですね。

今の景色だけで終わらず、失われた屋根が復元されたり、ミイラや捧げ物が再現されたり、当時の状況を見ることができます。

【National Geographic Explore VR】⑤

屋根がどのように建てられ内装がどのように装飾されたのかや、インカ文明の驚きの文化も明かされたり、学びもありました。

歴史をVR空間で直感的に理解させるこのアプローチは本物のマチュピチュでは不可能な体験。

歴史の授業を受けている感じではなく、自然に知識が入ってくるようになっており、教育コンテンツにありがちな堅苦しさがなくて、純粋に楽しめました。

【National Geographic Explore VR】⑥

ただ、残念ながら、探索可能な場所は非常に限られています。したがって、インカの街を自由に歩くことはできません。

それでも、VRの世界でマチュピチュの歴史や文化、建物について学ぶことができ、貴重な体験でした。

南極での体験

お次は南極へ出発。

南極ではカヤックに乗って、皇帝ペンギンのコロニーを調査しに行きます。

こちらのコンテンツは体験がメインで、観光というより冒険に近い構成でした。

オールを漕ぐ動作などもコントローラーを使って行うなど、より没入感のある体験となっています。

【National Geographic Explore VR】⑦

カヤックの前方にはパドルが取り付けられ、その下にカメラが収納されます。カメラはいつでも取り出して撮影することが可能。

両手でパドルを持ち、右で漕ぐ、左で漕ぐ、というリズムで進んでいきます。

【National Geographic Explore VR】⑧

漕ぐ動作と水の音がぴったりシンクロするので、本当にカヤックに乗っている気分になりました。

すぐ横で魚が泳いでいたり、底が見えないので海洋恐怖症の方は注意が必要かもっていうレベルのリアルさもありましたね。

【National Geographic Explore VR】⑨

画像では伝わりにくいのですが、近くで見るペンギンは、VRで見ると迫力があります。

【National Geographic Explore VR】⑩

もちろん南極でも下記のように、写真撮影も忘れず行っていきます。

【National Geographic Explore VR】⑪

カヤックを降りた後、今度はアックスを手に巨大な氷壁のクライミング。オレンジ色のアイスハーケンにしたがって氷山を登っていくという、さらに体験の色が濃い内容です。

【National Geographic Explore VR】⑫

腕を上げてアックスを刺す、体を引き上げる、という動きが続くので、終わったあとに軽い運動感も残りました。

氷壁の場所によってはアックスがうまく刺さらなかったりするなど、結構リアリティも高かったですね。

静寂の中、氷にアックスを突き刺す「ザクッ」という音だけが響き渡る感覚は、まさに本物の冒険家になったかのようでした。

【National Geographic Explore VR】⑬

ふと下を見ると結構高い場所にいて、高所にいる怖さも感じました。

また、南極パートで印象的だったのが、氷を砕く音や波の音など、効果音のリアルさ。

鳥、ペンギン、クジラなどの鳴き声が聞こえ、音楽の壮大さも合わさって没入感が高まり、心を持っていかれました。

遊んでみて良かったところ・少し気になったところ

派手な演出で押すタイプではなく、立ち止まって眺めたくなる場面が多く、景色を鑑賞する時間が素直に楽しかったです。

ただ周りを見回しているだけで満足で、こういう「眺める楽しさ」を味わえるのは、VRならではかと思います。

操作方法もわかりやすく、導入でつまずきにくいのも良かったですね。

一方で、遊んでいて少し気になった部分もあります。

旅のルート自体は決まっており、散策できる場所もそれほど広くないので、ちょっと物足りなさを感じました。

コンテンツも2カ所しかないので、かなり少ないです。もう少し増やしてほしかったですね。

まとめ:ちょっとした旅行気分が味わえる

今回は【National Geographic Explore VR】の体験レビューをお伝えいたしました。

このゲームでは仮想空間の世界で写真を撮ったり、ガイドさんの話を聞いたり、氷壁を登ったりと、VRならではの体験が可能です。

Quest 3で見ると映像がすごくきれいで、なんだか本当に旅行してきたような気持ちになれました。

ロケーションは美しく、操作もそれほど難しくないので、VR初心者の方でも問題なく遊べると思います。

自分のペースで楽しめるので、気になった方は遊んでみてくださいね。

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