「EA SPORTS WRC」はリアルなラリー体験が可能なゲームなのですが、レースゲームは使用するコントローラーによっても、その感じ方は変わってきたりします。
本記事では、「EA SPORTS WRC」について、ハンコンとパッドコントローラーの両方で実際にプレイし、その違いを検証してみました。
それぞれの方法でプレイしてみた感想や、比較などについても解説していますので、興味のある方は是非最後までご覧ください。
「EA SPORTS WRC」とは?
「EA SPORTS WRC」とは、WRC公式のラリーゲーム。
実際のラリーで使われているマシンやコースが登場し、本物のラリードライバーになった気分を味わえる作品となっています。
ゲームの特徴や内容などについては、以下の記事で解説していますので、よかったらご覧ください。
パッドでプレイしてみた感想
まずは、パッドコントローラーでプレイしてみた感想からお伝えします。
ちなみに、筆者はPC版のゲームにて「ASTRO Gaming C40」というパッドコントローラーを使ってプレイしておりますので、予めご了承ください。
結論から言うと、「EA SPORTS WRC」はパッドコントローラーでも十分に楽しむことが可能です。
狭い道路を猛スピードで駆け抜ける爽快感もありますし、とにかく運転するだけでも凄く楽しいです。
アスファルト路面での走行時に、少し過敏にタイヤが反応しすぎのような感じもしますが、遊びづらいということはないです。
パッドコントローラーの感度調整や、運転アシストの設定も可能となっているので、操作が難しいと感じる場合、感度やアシストを調整したりすることで、だいぶ走りやすくなります。
振動機能付きのパッドコントローラーであれば、振動によるフィードバックにより、情報を多く受け取ることができるようになるので、マシンの状況を把握しやすくなります。
ラリーはハンドル操作が結構忙しいのですが、パッドだとラクにハンドル操作が可能なので、長時間のプレイでも疲れにくいです。
素早い入力が可能の為、マシンを操るのが簡単に出来ますし、手軽にラリーレースを楽しむことができました。
スティックの長さやボタン配置など、カスタマイズ可能なパッドコントローラーであれば、さらに環境を良くすることも可能と思います。
以上の結果から、パッドコントローラーを使っても「EA SPORTS WRC」の魅力を存分に体験できることがわかりました。プレイヤーの好みやコントローラーの種類によって感想は異なるかもしれませんが、個人的には満足のいくゲーム体験でした。
ハンコンを持っていない方や、気楽に「EA SPORTS WRC」を楽しみたい方は、パッドコントローラーで是非プレイしてみてください。
ハンコンでプレイしてみた感想
次に、ハンコンでプレイしてみた感想についてお伝えします。
ちなみに、ゲームプレイ時の筆者のハンコン環境は以下となっております。
今回使用した機材 | 使用デバイス |
---|---|
ハンコンユニット | Simagic Alpha ホイールベース 15NM |
ステアリングホイール | Simagic GT1-SR |
ペダル | Fanatec ClubSport Pedals V3 inverted |
シフター | VNM Shifter V1 |
サイドブレーキ | VNM Handbrake V1.5 |
ゲームプラットホーム | PC版(Steam) |
ハンコンでプレイしてみた感想としては、やはり没入感の違いを大きく感じました。
FFB(フォースフィードバック)というハンドルから得られる情報により、路面の状況などが分かりやすくなり、臨場感も増しました。
グラベル、アスファルト、スノーなど、様々な環境をラリーでは走りますが、それぞれの路面でしっかりと特徴的なFFBの表現がされており、走りを楽しめるといった感じです。
操作感については、ハンコン使用時の方が、ハンドルの調整など、より精度の高い操作が可能であり、細かい動作もやりやすいため”パッドよりも優れている”と感じました。
ハンドル操作の正確性や、アクセルやブレーキの踏み加減などの微妙な調整が可能なため、運転もしやすいです。
タイヤやサスペンションの振動だったりを、ハンドルから感じれたりするので、よりゲームを深く楽しむことができました。
運転するマシンや、路面の状態により、ハンドルから伝わってくるFFBも多様に変化するため、そういった感覚を味わうことができるのもハンコンでプレイするメリットかと思います。
使用するハンコンやFFBの設定により感じ方は変わってくるでしょうが、運転しているだででも楽しいですし、とても満足しています。
リアルなラリーレースを体験したい方は、より没入感の高いハンコンでのプレイをオススメしますので、興味のある方は是非試してみてくださいね。
パッドとハンコンでのプレイの比較
ここでは、パッドとハンコンでのプレイの比較について、みなさんにお伝えしていきます。
まず、レースでのタイム差についてですが、筆者の場合、パッドとハンコンでのタイム差には大きな違いはありませんでした。
パッドでプレイしたり、ハンコンでプレイしたりと、交互に遊んでみたのですが、どちらかが速く走れるということもなく、タイムは同じような結果に。
慣れの問題もあるでしょうが、現在の筆者のスキルでは、タイム差に違いは見られませんでした。
次は「没入感」について。
没入感という点では、やはりハンコンのほうが良かったです。
どちらも振動によるフィードバックは設定できますが、ハンコンの方が受け取れるフィードバックも多く、より臨場感のある体験ができました。
パッドコントローラーについても、楽しく遊べるような感じで、特別悪いといった印象はないです。スティックの延長や、ボタン増設など、カスタマイズ可能なパッドコントローラーを使うのでしたら、更なる操作性の向上も見込めるでしょうし、良いタイムが出る可能性も十分あります。素早い入力により、ハンコンより扱いやすいというメリットもあるので、パッドでプレイして楽しむのも良いかと思います。
最後に「操作感」について。
操作感については、パッドは操作のしやすさや入力の速さなどが良く、ハンコンは細かい操作や扱いやすさといったところが優れていると感じました。とは言っても、パッドやハンコンでの操作感は、アシスト設定やFFBの設定、使用するコントローラーによっても感じ方が違ってくると思います。あくまで筆者の環境での個人的な見解ですのでご了承ください。
ちなみに、ゲームをプレイする際は、パットでもハンコンでも以下のように「Un-Pause Countdown」をオンにするのがオススメです。オンにすることでポーズ状態からレースを再開する際に、カウントダウンをしてくれるようになります。こちらの項目は、設定を開き「GAME PREFERENCES」から変更できるので、使ってみたい方は設定してみてください。
まとめ
今回の記事では、「EA SPORTS WRC」をハンコンとパッドコントローラーでプレイしてみた感想について、みなさんにお伝えいたしました。
両方やってみて共通するのは、どちらもラリーの楽しさを十分に味わうことができるという点です。狭い道をどうやって攻略していくかなどを考えながら走ったり、実際のラリードライバーの気分を味わうような体験ができました。
アシスト設定も豊富なので、レースゲームが苦手な方や、ラリーゲーム初心者の方でも十分楽しめます。
パッドコントローラーでも十分に楽しめますので、「ハンコンを持ってない……」という方や「気楽にラリーゲームを楽しみたい」という方々にもオススメです。
この記事を読んで「EA SPORTS WRC」に興味を持たれた方は、ぜひゲームをチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
みなさんのお役に立てれば嬉しいです。