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SONYのノイキャン付きゲーミングイヤホン 「INZONE Buds」をレビュー

INZONE Buds
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「ハンコンでのゲーム環境を快適にしたい!」
「無線で使える低遅延のイヤホンがほしい!」

そんな思いから、SONYのゲーミングイヤホンであるINZONE Budsを実際に買ってみました。

本記事では、INZONE Budsのレビューとして、使ってみた感想や特長などをお伝えしています。

気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

INZONE Budsの基本情報

SONYより2023年10月27日発売。

カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色。

重さは約6.5g×2。

8.4mmのドライバーユニットを採用しています。

バッテリー持続時間については、イヤホン本体のみで最大12時間使用可能、付属のケースで充電することにより合計24時間使用できます。

クイック充電に対応しており、5分間の充電で約60分使用が可能です。

USBトランシーバーによる接続の他、Bluetooth(LE Audio)という接続にも対応しています。

開封し中身をチェック

INZONE Budsのパッケージ

パッケージ自体はものすごくコンパクトです。中を開けると下記の画像の物が入っています。

INZONE Budsの内容物
入っているもの
  • INZONE Buds本体(イヤホン・ケース・USBトランシーバー)
  • イヤホンピース
  • 充電用USBケーブル
  • 説明書など

筆者はホワイトのINZONE Budsを購入しましたので、ケースも白色となっています。

INZONE Budsのケース

↓横から見たケースはこんな感じです。

横から見たケース

ケースの背面には充電用のUSB-C端子が付いています。

背面から見たケース

こちらが付属している充電用USBケーブル。ケーブルの長さがかなり短いのが気になります。

充電用USBケーブル

ケースを開けると、イヤホンとUSBトランシーバーが入っています。

ケースを開けた状態のINZONE Buds

INZONE BudsはUSBトランシーバーを利用することで、低遅延で無線接続することが可能になります。

USBトランシーバー

PS5やモバイル機器で使用するとき、PCで使用するときで、USBトランシーバーのスイッチを切り替えます。

純正イヤーピースについて

純正イヤーピースについては、「SS・S・M・LL」の4種類が同封されています。

純正イヤーピース

開封時は、黄緑色のMサイズのイヤーピースが装着されています。

INZONE Buds本体と純正イヤーピース

柔らかい素材のため耳が痛くなりにくく、着け心地も良好。フィット感がいいので、長時間の使用でも快適です。

INZONE Budsを使用してみた感想

サウンドについて

音楽に凄く詳しいわけではないので簡単なレビューにはなりますが、音質は非常に良いと感じました。繊細な細かい音までしっかり聞こえます。

最初に音を聴いたとき、低音が低いと感じましたが、イコライザーを使って少し調整するといい感じになりました。

音の定位感についてもチェックしてみましたが、悪くはなかったです。FPSゲームのコールオブデューティで使用してみたところ、銃声や足音などの音がハッキリしており、わかりやすく聞こえます。

あと、INZONE Budsはゲーム用のイヤホンではありますが、音楽鑑賞で使ってみたところ違和感はあまり感じませんでした。筆者が持っているWF-1000XM4に近い音質です。

マイクについては、イヤホンのマイクといった感じで、機能としては最低限ではありますが一応使えるレベルという印象です。

ノイズキャンセリング機能について

ノイズキャンセリング機能についてですがエアコンやPCのファンの音ぐらいであれば、いい感じに音を消してくれます。

ノイキャンの性能については、筆者の使っているWF-1000XM4との比較になりますが、WF-1000XM4のほうが若干ノイキャン性能が高い気がします。

実際のところ、ゲームの音を聞いているときや音楽を聴いているときは、外の音はほとんど耳に入らないので、ノイキャン性能についてはあまり気にならないと思います。

音の遅延について

太鼓の達人などの音ゲーをスマホでプレイしてみましたが、USBトランシーバーによる無線接続の割に音の遅延はほとんど無く、快適にプレイできました。

スマホやPCなど、いろいろ使ってみたのですが、音の遅延は気にならなかったです。

まず、こちらのイヤホンはUSBトランシーバーによる接続の他、Bluetooth(LE Audio)という接続にも対応しています。このBluetooth(LE Audio)という接続方法については、一部のスマートフォンしか対応していないので注意が必要です。

操作感について

INZONE Budsの操作は、イヤホン本体にタッチ操作で行えます。

ノイキャンモードや外音取り込みモードなど、ワンタッチでの切り替えが可能となっています。

しかし、アナウンスが無く効果音だけ鳴って変更になるので、どのモードなのか分かりづらいです。WF-1000XM4のようにアナウンスは入れてほしかったなと個人的には思いました。

設定変更はINZONE HUBを使用

INZONE Budsですが、専用ソフトの「INZONE HUB」を使用することでイコライザーなどの設定などが行えるようになります。

注意点として、USBトランシーバーでPCと接続しないとINZONE HUBは使えません。PCがないとイコライザーなどの設定が変更できませんので、その辺は注意が必要です。

ちなみに、INZONE HUBはSONYの公式サイトからダウンロードできます。

INZONE HUBのサウンド設定画面

イコライザー設定のほか、タッチセンサーの機能設定変更なども行えます。

INZONE HUBの本体設定画面
INZONE HUBのイヤーピース測定画面
INZONE HUBでは、音を聞くだけで最適なイヤーピースも判定したりできるので大変便利です

ハンコン使用時でも快適

INZONE Budsを使用することで、ハンコン(ハンドルコントローラー)を使ってレースゲームをプレイする際も、かなり快適に遊べるようになりました。

大音量でスピーカーを使ってゲームができるのであれば良いのですが、家の事情でそれができない方もいるかと思います。

INZONE Budsであれば、周囲に気を使わずに大音量でゲームを楽しめますので、すごくお勧めです。

扱うデバイスも多いハンコンを使ったレースゲームなどは特に、無線のイヤホンにするだけで、邪魔なコードも無いのでストレスがだいぶ減るかと思います。

筆者のように、ハンコンでレースゲームをするのが趣味な方で、スピーカー以外で楽しみたい方など、そういった方々にもINZONE Budsはかなりお勧めです。

Meta Quest 2でも使用可能

Meta Quest 2に装着後

筆者が所持しているMeta Quest 2で使えるのか試してみたところ、音ゲーである『ビートセイバー』を遊んでみましたが、遅延もなく普通にプレイできました。

Meta Quest 2の純正スピーカーよりサウンドも遥かに良いので、ぜひ持っている方は試してみてください。

ただ、Meta Quest 2にはUSB-Cの端子が一つしかないので、INZONE Budsを使っているときは有線接続が利用できません。その点には注意が必要です。

まとめ

今回は、SONYのノイキャン付きゲーミングイヤホン 「INZONE Buds」をレビューしてみました。

ゲーミングイヤホンというだけあって、低遅延でゲームサウンドを聞けますし、ノイキャンも付いているので、ゲームへの没入感も高まります。

有線のヘッドホンやイヤホンと違い、コードもありませんので、より快適にゲームを楽しめます。

「ヘッドホンや有線接続が嫌」という方に特にお勧めとなっていますので、この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひINZONE Budsをチェックしてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。みなさんの参考になれば嬉しいです。