ミニマリスト

【ゆるミニマリスト】ミニマリズムはゆるく実践がおすすめなワケ

【ゆるミニマリスト】ミニマリズムはゆるく実践がおすすめなワケ
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「ミニマリスト」または「ミニマリズム」と聞くとみなさんはどういった印象を持っていますか。

「所有物が少なく、質素な生活をしているので生活がつまらなそう」だったり、
「なんで物を減らしているのかわからないし、不便な生活を送ってそう」など、
ネガティブなイメージを持っている方も少なくないでしょう。

ミニマリストの方が実践しているミニマリズムというのは、やりすぎてしまうと生活が不便になることもあります。
必要以上にモノやコトを減らしすぎると、当然生活は不便になりますし、人生の楽しみも減ってしまうでしょう。

この記事を読めば、「なぜミニマリズムはゆるく実践した方がいいのか」を理解してもらえると思います。

物を減らすことばかり考えてしまう

何もない部屋

ミニマリズムを実践するうえでよくある失敗が、「物を手放しすぎて後悔すること」です。

たくさん物を捨てたりして、どんどん物を手放すのを繰り返していくと、それが目的になってしまうことがあります。
捨てたり手放したりが楽しくなって、その手放す行為自体が目的となってしまうのです。
物を手放したりするのが目的となった結果、必要な物まで手放してしまうのです。

過去に私も、物を手放しすぎて後悔したことがあります。
「使おうとしたら無かったので、よく考えてみると過去に手放していた」という経験が実際にありました。
生活をよくするためにミニマリストになってミニマリズムを実践しているのに、のちに後悔するような出来事があるようでは本末転倒です。
「ミニマリズムを実践していたら、逆に生活が不便になってしまった」
このような失敗はしないようにしましょう。

ミニマリズムを実践するときは、本当に必要な物まで手放さないように注意することが重要です。

少ない物での暮らしにはメリットがあるが注意も必要

モノが少ない部屋

少ない物で暮らすことにはたくさんのメリットがあるので、「ミニマリスト」や「ミニマリズムを実践すること」については強くおすすめします。

ですが、「なぜ少ない物で暮らすのか」については目的を間違えないように注意して下さい。

「ミニマリストになりたいから」ではなく、「より今の生活をよくしたいから」所有している物を減らし、少ない物で暮らすのです。

私自身は過去に実際、「物を減らすことが快感になって、その減らすこと自体が目的になっていた」時期がありました。「物を減らしたその先のことを一切考えていなかった」ということです。
物を手放すのを何度も繰り返していくと、それが快感になっていきます。
毎日「次は何を手放そうか」と考えてしまうようになります。

物を減らしすぎて生活が不便に

ミニチュアの車

「少ない物で暮らすこと」にはたくさんのメリットがあるのですが、逆に物の減らしすぎもよくないです。

よりミニマリストを目指すのあれば、車も所有しないほうが、より少ない物で生活出来ます。
ですが、住んでいる地域によっては、車を所有しないことはかえって不便になることもあるでしょう。
ちなみに私は、車を所有しています。なくても生活は出来ますが、少し不便になりますし、車を運転する楽しみというのも無くなります。

自分の生活にとって「必要な理由があって所有している物」であれば、それは手放さない方がいいでしょう。

物が少ないと、物の管理が楽になります。その結果、自由な時間が生まれます。
確かに物が少ないと「自由な時間が生み出せる」といったメリット等があるのですが、物を減らすことによって「楽しみ」「便利さ」が奪われることのないようにだけは注意しましょう。

何でも減らせばいいわけではない

スノーボードをする男性

ミニマリズムを実践するうえでは、「モノ」だけでなく「コト」も減らすかと思います。
ですが、何でも減らしていけば生活がよくなるわけではありませんので、そこは注意が必要です。

たとえば、趣味で考えてみましょう。
趣味を減らせば自由に使える時間が増えますが、その代わり人生を趣味で楽しむ時間が減ります。趣味で使うお金も節約できるので、貯金も増えるかと思います。

何を重視するかは人によって違うと思いますが、その判断が自分にとって良い選択となるように、しっかり考えてからミニマリズムを実践してみましょう。

QOLを重視しないと人生が楽しめない

笑顔マークのボール

物を増やしたり減らしたりする時は、そうすることによってQOLが向上するかが非常に重要です。

ちなみにQOLとは「Quality of Life」のことで「生活の質」を意味します。

ミニマリズムを実践するときは、QOLが向上するのかを考えてから行うのがいいでしょう。

たとえば、新たな趣味を見つけて1つ趣味が増えたとします。
趣味をするためにはその趣味を楽しむためにたくさんの物が必要になるケースもすくなくありません。趣味が1つ増えるだけで、たくさんの時間とお金が必要になってくるでしょう。
年齢によって楽しめる趣味も変わってきますし、今しかできないこともたくさんあります。
年を取ってから、やりたいことをやろうとしても、体が思うように動かなく出来ないことも出てきます。誰だって年を取りますから、若いうちにやっておいたほうがいい事もたくさんあります。
後になって、「あれをやっておけばよかった」というような後悔をしないように。今を全力で楽しむことも大切です。

今を犠牲にしてまで将来にお金や楽しみを取っておく選択をするのは個人の自由ですが、その選択によって人生の満足度がかなり変わってきます。
今の自分のために使うのか、将来の自分のために使うのか、よく考えた方がよいでしょう。

ミニマリズムを実践するときは、今という貴重な時間を犠牲にしないようにすることが大切です。

まとめ:ミニマリズムはゆるく実践しよう

片付いた部屋

ミニマリズムはゆるく実践がおすすめなワケについてご紹介してきました。
以下の理由が挙げられます。

  • 物を手放しすぎて後悔することがある
  • 少ない物での暮らしにはメリットがあるが注意が必要
  • 物の減らしすぎもよくない
  • 何でも減らせばいいわけではない
  • QOLを重視しないと人生が楽しめない

私はミニマリズムを実践する中で、たくさんの失敗を経験してきました。
そういった失敗から学んだことは、「ミニマリズムはやりすぎない程度にゆるく実践するのが良いのでは」ということでした。

何事もやりすぎは良くないこともあります。今の生活が不便にならないように注意しましょう。

生活をより良くするのに重要なのは、適度にミニマリズムを実践することです。
ミニマリズムを実践するときは、ゆるくミニマリズムを実践している人たち「ゆるミニマリスト」という方々の生活を真似するのをおすすめします。

「ミニマリスト」または「ミニマリズム」については軽い気持ちでいいので、ゆるく実践しましょう。

記事を最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
「ミニマリスト」または「ミニマリズム」に興味のある方はぜひ、今回の内容を参考にしてみてください。