「整理整頓をしましょうと言われるが全然できない」
「整理整頓をするのが苦手」
みなさんの中にも、こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、整理整頓が出来ない方や苦手な方に向けて、「整理整頓を習慣づける方法」についてご紹介いたします。
この記事を読んでもらえれば、整理整頓が出来るようになり、身の回りの環境も居心地の良い空間となるでしょう。是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
整理整頓を習慣づける方法とは?

整理整頓を習慣づける方法について一つずつ紹介していきます。
1.整理整頓によるメリットとデメリットを理解しておく
整理整頓においては、メリットとデメリットをよく理解しておくことが非常に重要です。
メリットをよく知らずに整理整頓を習慣化することはとても難しいですし、あとになって後悔するということも避けなくてはいけません。
なので、まずは整理整頓についてメリットとデメリットを把握しておきましょう。
整理整頓のメリットとは?
- 仕事の生産性が向上する
- ストレスが溜まりにくくなる
- モノを無くしにくい
- 掃除がラクになる
- モノの管理がやりやすくなる
- 健康な生活が出来るようになる
整理整頓には主に以上のようなメリットがあることが分かります。
次にデメリットについて見ていきましょう。
整理整頓のデメリットとは?
- 時間がかかる
- 脳や体を動かすので非常に疲れる
- 服が汚れる
- 適当に片付けるとモノがどこに行ったか分からなくなる
- モノを手放したり収納するのにお金がかかることがある
整理整頓のデメリットについては以上のようなことが挙げられるでしょう。
整理整頓にはたくさんのメリットがあるので、是非皆さんにも習慣化してほしいと思います。
そして、メリットを最大限に生かすためにも、整理整頓をする時は「デメリットに注意しながら作業する」ことも大切だと言えます。
メリットやデメリットをしっかり意識して、整理整頓を習慣化するようにしましょう。
2.モノを置く場所については定位置を決めておく
モノを置く場所については、必ず定位置を決めておきましょう。
整理整頓をラクにするためには、モノにはモノの住所(定位置)を決めて整理しておくのが非常に重要です。
定位置を決めておかないと、モノがあっちに行ったりこっちに行ったりして、最終的にどこに置いたか分からないという状況になる恐れがあります。
こうなるとモノを探さないといけないので、時間を使いますし、ストレスも溜まってしまいます。なので、必ず「モノを置く定位置」を決めておきましょう。
定位置を決める際は、家族がいるご家庭のモノや職場の共有物であれば、テプラなどで「何を置いておく場所なのか」を表示するのがオススメです。
何を置く場所なのかをしっかり表示しておくことにより、みんなが同じように片付けられるようになります。モノを置く場所は誰が見ても分かるようにしておきましょう。
モノの定位置を決めておくことの重要性については以下の記事で詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。

3.要らないモノは手放す
要らないモノや、今後使わないであろう不要なモノが置いてあるのなら、迷わず手放しましょう。
そういったものは所有しているだけで無駄ですし、管理コストもかかります。
いい事は特にないでしょうから、要らないと判断したら早目に手放すことをオススメします。
家や職場での整理整頓がラクに出来るようになるので、「要らないモノは手放し、要るモノだけを所有する」のを目標にして是非やってみてください。
4.使ったら必ず元の位置に戻す
モノを使ったら必ず元の位置に戻すということを徹底しましょう。
ちゃんと元の位置に戻すということをするだけで、モノを無くしにくくなったり、その環境をいつも整理された状態に維持することが出来ます。
「使った後に元の位置に戻す」ということがなかなかできない人でも、毎回モノを使うたびに「元の位置に戻す」ということを意識してやっていれば、いずれは自然とできるようになるはずです。
まずは自分でやってみて、無意識に出来るようになるまでは頑張って継続してみましょう。
5.整理整頓する時間を設ける
時間がないと整理整頓をする余裕もないですし、やる気も起きないと思います。
「毎日5分だけやる」だったり、「一週間に一回は整理整頓をする」といったルールを作り、定期的な整理整頓をする時間を設けるようにしましょう。
例えば、「無駄な作業をやめて整理整頓をする時間に充てる」といった工夫をするなど、普段の作業から整理整頓の時間を捻出するアイデアを考えて実行してみてください。
何かを習慣化する為には「定期的に行う」といった行動が必要不可欠ですから、忙しいからできないといった状況にはならないように注意しましょう。
6.片付けは先延ばしにしない
整理整頓で片付けをする時は、先延ばしにしないで絶対にすぐやるようにしましょう。
片付けなどを後回しにしてしまうと、片付けること自体を忘れてしまったりするかもしれません。散らかった状態で作業をすることにもなりますし、さらに片付けが面倒くさくなる可能性が出てきます。
片付けするのを忘れないうちに、先に終わらせておくのが良いでしょう。
7.モノを減らし必要最低限になるよう心がける
所有しているモノをなるべく少なくなるように、「多くのモノを持たない」ということも整理整頓をするうえでは非常に重要です。
「モノを減らすこと」というのは、掃除がラクになったり、モノを管理するのがラクになるといったメリットがあるので、断捨離をするなどしてモノを減らすのが良いでしょう。
逆に、モノが多いと管理するのも大変ですし、整理整頓をする時もかなり面倒くさくなります。
ラクに整理整頓をするためにも、所有するモノというのは必要最低限になるように心がけましょう。
8.きれいな状態の時の写真を撮っておく
家や職場で整理整頓を行いきれいな状態に出来たときは、最初の一回だけでいいので、なるべく写真を撮って保存しておきましょう。
その場所や環境がきれいな状態の時を、見本として写真に残しておくのです。
写真に残しておくことにより、「自分は整理整頓が出来る性格なんだ」「整理整頓が得意だ」というセルフイメージが付きますし、整理整頓が習慣化されたということで自信にもなります。
職場であれば、「その見本の写真を表示しておく」ということをするのがオススメです。
見本の写真を表示しておくと、その場所が散らかったりしていた場合に「どうやって整理整頓するか」の目安にもなります。「見本の写真を表示しておく」という方法は、整理された状況を維持する為にも効果的と言えるでしょう。
そんなにめんどくさくないと思いますので、家や職場で整理整頓をした後は、一枚だけ一度だけでいいのでスマホなどで写真に残しておきましょう。
まとめ
「整理整頓を習慣づける方法」についてご紹介してまいりました。
以下は今回の記事のまとめです。
- 1.整理整頓によるメリットとデメリットを理解しておく
- 2.モノを置く場所については定位置を決めておく
- 3.要らないモノは手放す
- 4.使ったら必ず元の位置に戻す
- 5.整理整頓する時間を設ける
- 6.片付けは先延ばしにしない
- 7.モノを減らし必要最低限になるよう心がける
- 8.きれいな状態の時の写真を撮っておく
整理整頓を行うことによって、家や職場が過ごしやすい環境となるはずです。
実際にやってみると分かりますが、整理整頓がしっかりされている場所や環境というのは本当に居心地の良い空間になりますし、ストレスも溜まりにくいです。
仕事の生産性向上も期待できるので、職場でも時間を確保して整理整頓を習慣化してほしいと思います。
この記事の内容をぜひみなさんもやってみてください。
整理整頓を習慣化する手助けになれば嬉しいです。